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社会福祉法人 三国塩原会  特別養護老人ホーム 西嶺の郷

 お問い合わせは
TEL.0278-64-2430   FAX.0278-64-9255

    〒379-1415 群馬県利根郡みなかみ町西峰須川472−1

運営方針

3.具体的処遇

 1.健康管理
  @年間を通して看護職員と介護職員によって健康管理には万全を期しています。また嘱託医による定
   期的な回診体制により、早期診断や現疾患に対する通院治療を実施します。
  A感染症への対応については、入所前・退院前調査(書類上・面接)を行ないます。入所中は予防に
   万全を期し、施設の衛生管理について職員教育を実施します。
  B高血圧や動脈硬化、腰痛、便秘症などの慢性疾患、誤飲や転倒などの事故発生について予防医学の
   観点と安全対策(リスクマネジメント)を講じ、全職員をあげて日常看護・介護業務に期します。
  C入院治療や救急対応については、協力医療機関をはじめ、嘱託医との連携調整を緊密に行ない、家
   族等に対しても事前確認や連絡を適時にして、安心して医療が受けられるようにしていきます。
  D老化や後遺症などからの機能障害や能力障害、或いは廃用性症候群等の障害程度を軽減するため、
   日常リハビリ訓練を実施し、利用者の残存機能を生かした日常生活の自立支援を行ないます。

 2.食事
  @ご利用者に合わせた時間で、美味しい食事ができるよう介助を行います。
  A食事は原則として各ユニット毎の食事とし、個々の身体状態による食事を提供します。
  B利用者の嗜好を十分に考慮したメニューを提供し、個別ニーズにも対応します。
  Cいつでも温かい食事を提供します。併せて誤嚥事故にも十分配慮します。
  D各ユニットの調理場でご利用者も参加できるようなメニューも取り入れます。
  E定期的に喫茶(おやつ会)や昼食会を開設し、生活にメリハリを持たせます。
  F衛生的かつ安全な食事提供を第一条件とし、栄養バランスのとれた献立により、健康維持・管理の
   増進に努めます。
  G身体的機能障害や病的症状にあわせ、療養食(減塩・糖尿・高蛋白質食等)や代替食(アレルギー
   ・偏食等)、機能食(嚥下困難等)などの特別食にも、個別重視の観点から推進していきます。
  H季節食や誕生会などの行事食を数多く盛り込み、家庭的で潤いのある食事を提供します。

 3.排泄
  @委員会を設置して検討を行い、尿意、便意調査により離床させ、トイレ誘導を実施し、トイレでの
   排泄を主体とした介護を実施します。
  A排泄時において、介護機器や用品が必要な方には、その有効活用を図ります。
  Bおむつ使用の方については、交換を適時行います。
  C排泄時においては、プライバシーを守ります。
  D各ユニットには複数のトイレを配置し、個々の身体の状態にあったトイレを利用します。

 4.歩行・移動
  @離床促進は利用者一人一人の機能や能力及び体力に応じて適正な時間と機会を設定していきます。
  A寝食分離の習慣に加え、生活行動の拡大、生きがいの助長や意欲向上へと発展させていきます。
  B目的のある生活行動を実践します。
  C転倒予防などに必要な策を講じ、リスクマネジメントを実施します。
  D利用者個々の身体状態にあった介護機器の有効活用でスムーズな移動介護を行ないます。

 5.入浴
  @委員会を設置して個々の身体状態を検討し、入浴や清拭を週2回以上実施します。
  Aプライバシーを守り、季節折々の楽しみのもてる入浴を実施します。
  B個室浴の利用で、施設内でも在宅感をもてる雰囲気に配慮します。
  C入浴時の全身観察にて、皮膚疾患・ケガ等の早期発見に十分配慮し、ご家族に報告します。
  D同性介護入浴を実施します。

 6.着脱更衣
  @下着・寝間着・普段着・履き物等、必要な介護用品を活用します。
  A日中は普段着、就寝時は寝間着は勿論お洒落感覚で身支度出来るような衣類の選別に配慮します。
  B個々の身体状態に見合った着脱更衣時の介護を実施します。 

 7.私物管理
  @生活の場として、以前より使用していた家具や日用品類を持ち込みを可能とします。
  A各居室は、個人的な空間として、利用者個々の管理を採用します。
  B身体状態により生活不適応(認知症状等)の場合は、施設で管理します。

 8.アクティビティー活動・地域交流活動
  @小人数性のグループワークを導入します。
  A利用者の個々の趣味やペースに合わせた生きがい活動を行います。
  B屋外活動を十分取り入れ、季節の実感と利用者の社会活動を行います。
  C地域社会の行事等への参加と交流活動を率先して行います。
  D年代を超えた方々との交流事業を実施します。

 9.ご家族との協調
  @ご利用者の精神的安定を図るため、面会・外出・外泊等を積極的に働きかける一方、利用開始日を
   はじめ、ご利用者やご家族等の状況変化に照らして、家族会の開催、電話連絡や施設内面接を行い
   、家族との健全な信頼関係ができるよう努めます。
  A利用開始オリエンテーションの際に、サービス内容や守秘義務、遵守事項について十分な説明と理
   解を確認し、ご家族との良好な関係ができるよう努めます。
  B施設の広報誌を発行し、施設での行事の模様やニュースなどをお伝えし、各種行事の参加協力を働
   きかけます。
  C介護計画策定に際しては、ご家族等と十分なる説明と理解を働きかけ、必要に応じてご家族等への
   電話連絡や来所相談を依頼して、ケースの近況あるいは、現況の対応等について説明し、協議して
   いきます。

 10.苦情・相談受け付窓口の設置
   ご利用者やご家族が施設生活等に対して、苦情や相談を気軽に安心して訴えることが出来る受付窓
   口を設置します。苦情が発生した場合は、苦情受付担当者、苦情解決責任者及び第三者委員を含め
   た委員会により検討して、速やかに問題解決されるよう対応に努めます。

 11.「身体拘束」廃止の取り組みについて
   当施設は、原則的に国・県が推進しているように「身体拘束」を禁止しています。しかしやむを得
   ずこの行為を実施する場合は、事前にご家族及び関係者の同意を得て各職種で内容を検討し、最小
   限とします。したがってリスクマネジメント及びサービス計画を細かく樹立し、一段とご家族との
   連絡を密にします。さらに苦情・身体拘束・リスク委員会も毎月開催して積極的に内容分析を行い
   、改善に寄与します。

 12.リスクマネジメントの確立
  @危険な事故に対しては、可能な限り事前に予測し、適切に予防することにより結果的に発生を回避
   します。万一事故発生時は、迅速な対応、処理を行います。
  Aリスクマネジメント委員会を設置し、その対応等について具体的な方法を策定します。
  Bひやりはっと集を有効活用し、事故発生を想定して未然に事故を防止できるよう努めます。

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